「柔らかく優しい手」でほぐすと筋肉が緩む

腕と脚

一般の方が自分で自分の身体をほぐすセルフケアや、駆け出しのセラピストがマッサージなどのほぐす技術を身につける時。

何人かは自分の手や指が痛くなり、更にほぐそうとしてる筋肉がなかなかほぐれないことがあります。

もちろん筋肉をほぐすにもある程度の技術が必要なので、それはやり続けないと身につきませんが、それ以外にも「ほぐす手の固さ」が原因となってることがあったりもします。

固い手や指では固い筋肉をほぐせない

固い手や指。つまり緊張してる手や指でほぐそうとすると、力任せに押すことになります。

するとほぐしてる手もすぐに疲労して押せなくなってしまいますし、更にほぐそうとしてる筋肉にもその緊張が伝わってしまい、下手するとほぐそうとしてる筋肉を更に固めてしまうことがあるのです。

※もちろんこれが絶対ではありません。普通にほぐせるのですが、固い手だと逆効果になる確率が高くなってしまうのです。

そのため手や指を痛めず、筋肉をほぐせる確率を高めるには、緊張してない、子どもをあやすお母さんの手のような柔らかく優しい手を作ることが必要です。

柔らかく優しい手を作る

柔らかく優しい手を作る方法の一つが、腕から手の血流をよくすることにあります。

固い筋肉だと血管も固まってるため血流が悪くなっていますが、柔らかい筋肉だと血管も柔らかく血流がとても良いです。

そんな血流の良さを作るために2つのワークをおこなっていくのですが、変化を体感するために、まずは手のグーパーをおこない、グーパーのしやすさや指や手の動かしやすさ、軽さなどを確認していきましょう。

確認できたら、まず最初は心臓にアプローチをかけます。

胸式呼吸

そのための方法が胸式呼吸です。

リラックスした状態で座り、胸の真ん中に手を当てて、胸式呼吸をおこないます。これを大体5〜10回くらいゆっくり深い呼吸でおこなっていきましょう。

こうすることにより心臓に意識が向き、心臓の働きを高めるのです。

次に心臓から出た血管を脇から腕、手や指に流すような優しく撫でていきます。

脇〜腕〜手〜指を撫でる

胸(心臓)から脇→腕→手→指と血流を末端に流すように優しく撫でていきます。

回数は左右で各3〜5回くらいですね。

この流れを動画にまとめたので、詳しいやり方はこちらをご確認ください。

※動画では2つのワークの回数が少ないですが、実際やる時は記事に書いてある回数でおこなってください。

これが終わったら再度手のグーパーをおこなってください。

いかがでしょうか?先ほどよりやりやすくなり、手や指が軽く動くと思います。

ほぐす前にこれをおこなう事で柔らかく優しい手を作ることができるため、その手で固まってる筋肉をほぐすと手も疲れづらく、更に緩むのが早くなるのが体感できると思います。

力任せにやらず、柔らかく優しく筋肉を労ってあげるような感じでほぐしていきましょう!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas