手に力が入らない
力がすぐに抜けてしまう
握力が弱い
などなど手に力がうまく入らない人がいたりします。
以前そんな相談を何人かに受けて、そのことをツイートして、それを記事にしようと思ってたのに全然できなくて、ようやく書くことができました。笑
握力が弱い
手の力が抜けてしまうここ最近そんな相談をちょくちょくされるが、この相談してくるほとんどの人が【脇の締まりが悪い】
多分脇から肘、手と繋がりが弱くて、うまく体幹部から手に力を伝えられてないからだと思う
それだけ握力と脇は深い関係にあるんだよね!
— 柴 雅仁@2ヶ月で3冊出版📚 (@PT_shiba) November 13, 2019
このツイートにも書いてありますが、その原因は手や腕の筋力が無いからってだけではないんですね。
原因として多いのは〝脇の締まりが無い〟こと。
僕がみてる限り、これが一番多いです。
※今回の記事で書いてる握力とは、数値的な握力ではありませんので、その事を踏まえたうえで読み進めてくださいね。
握力を強くするポイントは脇
手をしっかりと握れる人は、筋力がある事もそうですが、もう一つは脇に締まりがあります。
もう少し具体的に言うと、脇の前鋸筋がうまく働いてるって事です。
前鋸筋は腕と体幹を繋ぐ交差点。
前腕のインナーマッスル・小指側
↓
腕裏
↓
前鋸筋
↓
脇腹
↓
体幹のインナーマッスル
とまぁこんな感じに繋がっています。
「握力は全身の筋力の指標にもなる」なんて言われますが、個人的には、これはつまり〝腕と体幹と下肢の繋がりがあるのかどうか〟という事なんじゃないかなーと思っています。
濃い繋がりがあれば力強く手を握れる
繋がりが薄いと手の力が弱くなる
といった感じで。
ちなみに僕は数値的な握力は全然ありません。40–43kgくらいです。30代前半の男性の平均が47.5kgぐらいみたいなので、平均以下ですね。
昔筋トレにガッツリハマってた時は握力50kgぐらいあり、それでデッドリフトという種目を100kgでやってたのですが、握力がもたなくて、バーと手を繋げるストラップみたいなのをつけてやってました。
デッドリフト↓
ですが身体の使い方。繋がりを知って、訓練を積んでから同じ100kgでやった時は、ストラップ無しでできたんですよね。
筋トレガッツリやってた時より筋力や体重、数値的な握力は落ちてたのに、その当時より重い重さを持てたという。
これはつまり数値的な握力は低くても、身体の繋がりさえしっかりしていれば、力強く握れるという事ですよね。
なので手にうまく力が入らない人や力が抜けやすい人は、この繋がりをしっかり作るのが良いのではないのかと思います。
脇の意識を高めて握力を強くする
ではどうやって脇の意識を高めて握力を強くするのか。
その方法の一つが、「手〜肘〜脇を繋ぐワーク」ですね。
【握力を強くするポイントは脇】でも書いたように、脇は前腕のインナーマッスル・小指側、腕裏と繋がりがあるので、それら全ての部位に刺激を入れて手から脇までを繋げていきます。
Before&Afterでその変化を体感していただきたいので、まずは今の状態を確認するために、拳をギュッと握って、今の力の入れやすさを覚えておきましょう。
それを覚えたら「手〜肘〜脇を繋ぐワーク」をおこないます。
これは動画で説明してるので、これを見ながらやってみてください。
やり終わったら、再度拳をギュッと握ってみましょう。
いかがでしょうか?先ほどより力強く握れてると思います。
このように脇は握力と深い関係にあるんですよねー!
これは僕のように華奢で非力な人にもオススメなので、ぜひ試しみてください!
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