歩く時や走る時。
トレーニングで言えば、スクワットやランジの時など、
ひざが内側に入ってしまう「ニーイン」
この動きをやり続けると、場合によっては膝を痛めてしまう事があるので、なんとか解消したいですね。
そしてこれの原因はよく
お尻の外側にある「中殿筋が使えてないから」
と言われますが、実は中殿筋が使えないのにも原因があります。
それは裏ももの外側を使いすぎて、内側が使えていないからです。
スクワットやランジで膝が内側に入ってしまう
膝を痛めやすいそんな人の多くは
裏ももの外側が固まって、スネが外側に捻れて、
結果、膝を曲げた時に内側に入ってしまうなのでこれを解決するには
この逆をやれば良いやり方は続き↓ pic.twitter.com/VDZsuW5cL7
— 柴 雅仁【#シバトレ】 (@PT_shiba) June 17, 2020
なのでそのバランスさえ整えば、中殿筋も使えてくるんですよね!
なぜニーインの原因は中殿筋の弱さと言われるのか?
こうやって膝が内側に入る時、大腿骨は内側に捻れています。
これを関節で言うと、股関節の内旋ですね。
股関節が意図してではなく内旋される時は、それを制御する股関節を外旋させる中殿筋が使えてないとも言えるので、
ニーインの原因は「中殿筋が使えてないから」と言われるのです。
だからニーイン防止のトレーニングとして、中殿筋トレーニングがあげられます。
ですがこの中殿筋が使えないのは、別の原因かあったりするのです。
それが冒頭にも書いた、裏ももの外側の使いすぎですね。
中殿筋が使えないのは、裏ももの外側の使いすぎ
ニーインになってしまう人のほとんどは、そもそも膝が内側に入りやすいような歪み方をしています。
大腿骨に対してスネが外側に捻れてる状態です。
具体的に言うと、
お皿に対してスネが親指1本分以上ズレている状態。これは結構歪んでるかなと思います。(主観ですが)
そしてこの状態を作っているのが、裏ももの外側にある大腿二頭筋。
大腿二頭筋はスネを外側に捻る働きがあるので、ここが緊張して固まると、このような歪み方になります。
この状態で膝を曲げたら、、、
どう頑張っても膝は内側に入ってしまいますよね。
なのでそれを解消しようと、中殿筋トレーニングをやっても、そもそもの歪みを解消しない限り、中殿筋はキチンと使えないので、
個人的に中殿筋トレーニングだけをやってもあまり意味ないかなーと思っています。
スネの外側の捻れを解消するのは、裏ももの内側
そのため、ニーイン解消には、スネの外側の捻れを解消する必要があるのですか、
それをするために必要なのが裏ももの内側にある半腱様筋、半膜様筋を使えるようにする事。
この2つの筋肉は、スネを内側に捻る働きがあるので、ここが使えると膝の歪みが解消されて、ニーインを防ぐ事ができます。
なのでもし中殿筋トレーニングをやるなら、半腱様筋、半膜様筋を鍛えるのありきで、やるのがベストかなと思います。
ニーインを防ぐワーク
以上を踏まえた上で、ニーインを防ぐためのワークを紹介します。
このやり方は、昨日更新したYouTubeで紹介してるので、
膝痛めてる人や、スクワットやランジで膝が内側に入ってしまう人は、是非やってみて下さいねー!