「カカトからついて爪先で蹴る!」
歩く時はこれが良しとされてる傾向にありますが、
この歩き方は、個人的にはオススメできないですねー。
何故ならこの3つの理由があるからです。
3つの理由
1:痛める
カカトからつく意識をするという事は、つま先を上にあげる事になります。
すると足首は固まり、それに合わせて膝もピンと伸びて、脚が棒のようになります。
その状態で足をつけば、膝に大きな負担がかかりますし、
足首を固めてるとスネやフクラハギが固まるため、その影響でスネやフクラハギが痛くなったりする事があります。
更に爪先で蹴る意識をすると、特に親指に負担をかけるので、外反母趾の方とかは、親指に痛みがでやすくなったりします。
理由2:脚が太くなる
理由1にも書いたように、
スネやフクラハギに負担がかかるため、スネの前脛骨筋やフクラハギの腓腹筋がパンパンに。
そして膝がピンと伸びると、太ももの大腿四頭筋に力が入るため、それで歩けば太もももパンパンに張ってしまいます。
このように脚全体が張ってしまうと、脚が膨張して太くなってしまうのです。
理由3:バテやすい
前脛骨筋や腓腹筋、大腿四頭筋はアウターマッスルで、表面上にある筋肉です。
アウターマッスルは力は強いものの、持久力が無いため、これらの筋肉をメインに使いながら毎日歩いてたりすると、疲れやすくなります。
すると、
「なんかよくわからないけど、身体が重いなー、、、」
といった感じになりますね。
では何を意識すれば?
以上の理由から、「カカトからついて爪先で蹴る意識」をしてる人は、まずそれをやめてもらいたいですね。
そして意識するなら、股関節を使う意識をしてもらいたいです。
何故なら、股関節を動かす腸腰筋はインナーマッスルで、インナーマッスルは関節の動きをスムーズにして、持久力もあるため、ここを使えると無理なく効率よく歩く事ができるからです。
更にこの腸腰筋は、アクセル筋とも呼ばれる裏もものハムストリングスとセットで使われるので、ハムストリングスが使えると、膝や足首などに負担をかける事なく、楽に。そしてスムーズに歩く事ができるのです。
なのでこの腸腰筋とハムストリングスを使えるように、普段から腸腰筋の働きを高めるワークをやる意識をしてもらいたいですね!
腸腰筋の働きを高めるワーク
このワークが腸腰筋・ハムストリングスの働きを高めるので、できる限り毎日。10回ほどやっていきましょう。
それだけで歩きやすさが変わります。
ぜひ継続的に実施してくださいねー!