一昨日のサロンレッスンでは首肩・肘手首の調整や動きを良くし、パフォーマンスを上げる事をやっていったのですが、
質疑応答の時間に「何故手をピストルにするのか?」という質問が出まして。
僕の紹介してるワークの中に、手をピストルにしてるものがチョコチョコあるので、今日はこの理由について解説していきますね。
まぁ一言でいうと、
小指側が使えてなくて、逆に親指側を使いすぎてるから。
そしてその影響で肩などの動きが悪くなってる人が、かなり多いからですね!
親指を使うと肩の動きが悪くなる
これは体感してもらうのが早いと思います。
まず親指・人差し指を合わせて、ギューっと握ってください。
そしてその状態で腕を回して、肩の動きをチェックしましょう
次に小指と薬指を握ってください。
その状態で腕を回して、肩の動きをチェックしましょう。
いかがでしょうか?後者の方が動きが良くなりますよね。
こんな感じで指の使い方の違いで、肩の動きが変わってしまうのです!
これに関しては、昨日インスタにあげた記事でもお話ししましたね。
何故親指を使うと肩の動きが悪くなるのか?
親指は5本の指の中でも、一番力の入る指です。
指1本1本にも役割があって、
親指→力を出す
人差し指→方向を決める
中指→回転を誘導する
薬指・小指→手指をまとめる・安定させる
といったのがあります。
上記のように、親指は力を出すという役割があるため、とても使いやすくて力が入りやすいです。
ですが逆に、力を入れすぎて、そこに関係する筋肉がガチガチに固まってしまうことがあります。
それが影響して、肩の動きが悪くなるんですね。
具体的な繋がりでいうと、前腕の親指側から、力こぶの上腕二頭筋、胸の大胸筋や肩の三角筋、そして肩コリの筋肉である僧帽筋です。
そのため、親指を使いすぎると肩の動きが悪くなるんですねー。
では逆に、小指側はどんな繋がりがあるのか?
小指を使うと肩の動きが良くなる
小指側の繋がりは、
前腕の小指側、上腕三頭筋、肩のインナーマッスルや脇の前鋸筋
といった感じですね!
このように小指側は、肩周りのインナーマッスルと繋がりがあるため、使えると肩が安定して、動きがスムーズになるのです。
だからワークの時に、頻繁にピストルにするんですねー。
普段から小指側を意識しよう!
小指側は普段意識しないとなかなか使いません。
なので例えば、歩く時は手をピストルにするとか、PCのキーボード打つ時は小指や薬指もきちんと使うとか。
そんな感じで、ワーク以外にも、日常的に小指側を使うことを意識してみてください。
是非お試しをー!