一昨日の記事に、座る時身体に負担のかからない体勢を取るための3つのワークと、手や肘の疲れを取る2つのワークをご紹介しました。
今回はそれにプラス休憩中にやると更に身体の負担が減り、首・肩・腰・肘・手が楽になる。その結果仕事がはかどる4つのワークをご紹介します。4つの体操
その体操は
- 股関節/お尻のクロスポイント
- みぞおち/背中のクロスポイント
- 脇のクロスポイント
- 脇〜肘〜小指薬指さすり
です。
股関節/お尻のクロスポイント
クロスポイントとはクロスポイントとはインナーマッスルの働きを高めるツボみたいなもの。詳細はこちらの記事をご確認ください。
一昨日の記事にも書きましたが、椅子に座る時に股関節に乗るように座れると、体幹のインナーマッスルの大腰筋の働きが高まります。
この筋肉はその他の体幹のインナーマッスルと繋がりがあるので、ここが使えれば体幹のインナーマッスル全体が働くため、腰の負担が軽減するのです。
股関節/お尻のクロスポイントワークを行うと、より大腰筋が使いやすくなります。
手順
- 足は腰幅に開き小指側に体重をかけたまま恥骨の隣の股関節を触る。
- そこを触りお尻を引いて裏ももを伸ばす。
- お尻のほっぺの下の坐骨を触りながら身体を起こす。
- これを10回繰り返す。
みぞおち/背中のクロスポイント
みぞおちの反対側にある背骨には同じ大腰筋が付着しています。そのため、ここを動かすと大腰筋の働きが更に高まるのです。
手順
- へそから指4本上とその反対側の背骨を触る。
- そこを触りながら背骨を前後・横・捻りと各3回ずつ動かす。
2つのワークの詳細はこちらの動画でご確認ください。
脇のクロスポイント
こちらも一昨日の記事に書きましたが、脇の下にある前鋸筋は肩を下げるため、肩首にかかる負担を軽減します。
そして更に、腕裏を介して肘や手のインナーマッスルと繋がりがあるので、前鋸筋が使えると肘や手の負担も軽減するのです。
脇のクロスポイントワークを行うと、より前鋸筋の働きが高まります。
手順
- 脇の下を摩擦で熱くなるまでさする。
- 熱くなったら脇を触ったまま腕を前後に各5回ずつ回す。
詳細なやり方は以下の動画をご確認ください。
※39秒から脇のクロスポイントそして上記3つのクロスポイントワークはメルマガ限定動画で更に詳しく話してます。メルマガ登録者はこちらにある動画でご確認ください。
脇〜肘〜小指薬指さすり
5本ある指の中で特に使いやすく、力が入るのが親指と人差し指。
座り仕事をしている人は手で作業をしている人が多いので、親指・人差し指に関係する筋肉が固まっている傾向にあります。親指や人差し指の筋肉は肘の表側を介して、首・肩周りの筋肉と繋がっているため、親指・人差し指を使いすぎると手・肘・肩・首と負担をかけてしまうのです。
そのためそのバランスを取るため、上記画像の反対側にある脇〜肘の裏〜小指薬指のラインをさすっていきます。
手順
- 腕を前に伸ばす
- 脇の下から肘の裏、前腕の小指側から小指薬指を摩擦で熱くなるまでさする
以上4つのワークをやって、更に身体の負担を軽くしましょう!
今日から実施してくださいねー!