「腰痛改善のためにストレッチやトレーニングをしてるけど、効果が今ひとつなんだよなー…」
その原因はもしかしたら前鋸筋を使えてないところにあるかもしれません。
肩甲骨についてる前鋸筋は、実は腰痛とも大きく関係するんです。
という事で今回は、腰痛と前鋸筋の関係について解説していきますね!
腰痛の原因の一つ
腰痛の原因というと
- 骨盤
- 股関節
- 背骨
- 肋骨
- 筋肉
- 内臓
- 神経
- 運動不足
- ストレス
etc…
色々ありますが、その中の一つが肋骨の開き(リブフレア)によるものです。
リブフレアを簡単に言うと、下位の肋骨が左右に広がってしまった状態の事です。
みぞおち横にある八の字に開いてる肋骨の角度が90°以上あるとリブフレアと判断します。
リブフレアになると肋骨が開き、腰が反って、お腹の筋肉(横隔膜・腹横筋・外腹斜筋・内腹斜筋など)が機能低下してしまいます。
すると腰に大きな負担をかけるため、腰痛になってしまうことがあるのです。
前鋸筋の解剖学
では続いて前鋸筋の解剖学について。
[起始]
第1-9肋骨、第1-2肋骨間に張る腱弓[停止]
肩甲骨(上角、内側縁、下角)[作用]
肩甲骨外転
上部線維:下方回旋
下部線維:上方回旋
これをもう少し簡単に言うと…
[場所]
肩甲骨の内側から、肋骨についてる[働き]
肩甲骨を開いたり、開きつつ上がったり下がったり
前鋸筋と腰痛の関係
そんな前鋸筋ですが、実は前鋸筋の下部繊維は外腹斜筋と連結しています。
そして機能的に言えば、前鋸筋→外腹斜筋→反対側の内腹斜筋と連動します。
動きや使い方の癖などで前鋸筋が使えなくなると、連結・連動する外・内腹斜筋もうまく使えなくなり、そこからリブフレアを引き起こし、腰痛になってしまう事もあるのです。
そのため腰痛の人は前鋸筋と外・内腹斜筋を連動させて使うエクササイズをするのがオススメです!
具体的なやり方は動画で。
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