立ち仕事って足疲れますよね。
私も駆け出しの頃は毎日6〜8時間チラシ配りとかしてたので、それだけ長時間立ちっぱなしだとさすがに足が疲れました。
でも周りのみんなが言ってるほどじゃないんですよね。
周りで立ち仕事をしてる人は、
「足がむくむ」
「次の日がだるい」
「足が痛い」
など結構しんどそうだったのです。
私とその人達で一体何が違うのか。それは立ち方の違いです。
疲れない立ち姿勢
世間一般で良い姿勢と言われてる胸を張った姿勢ですが、これは身体からしてみたら全然良くありません。何故なら重心が前にあるから。
重心が前にあるとつま先に力が入るため、足裏やフクラハギが緊張してしまいます。そんな姿勢で長時間立っていたら足は必要以上に疲れてしまいますよね。
なので足が疲れないようにするには、立った時に3つのポイントを意識できると良いです。
これができると画像右のようなリラックスした立ち方に近づけることができます。
足が疲れないようにする3つのポイント
それは
- 膝
- 骨盤
- 背骨
です。
膝を軽く曲げる
膝が伸びきると重心が前に移動してしまいます。
そのため軽く曲げると重心を少し後ろに下げることができるのです。そのためのワークはこちら↓
膝裏を刺激する
- 膝裏をほぐす。
- 膝裏を触ったまま膝を曲げて、曲がった膝を床に落とすように力を抜き、膝を伸ばす。
- これを10回繰り返す。
立ち仕事で足が疲れやすい、浮腫みやすい人は、立ってる時に膝が伸びすぎて重心が前にある。
この立ち方になるとつま先に力が入り、足裏からフクラハギが固まってしまうため疲れやすい。
疲れない立ち方をするには、膝を軽く曲げて立てるように膝裏の筋肉に刺激を入れてあげることが大切です。 pic.twitter.com/5tIZgmzI2V
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年4月4日
骨盤は地面に対して垂直に立てる
重心が前にある人ほど骨盤が前に傾いています。
そのため骨盤を地面に対して垂直に立てることができると重心を少し後ろに下げることができるのです。
そのためのワークはこちら↓
骨盤底筋を刺激する
- 骨盤をねかせた状態であぐらをかく。
- お尻の穴の指1本前にある筋肉をみぞおちに向けて締めるように力を入れる。
- みぞおちまで引き上がる感じがあったら、力を抜く。これを10回繰り返す。
背骨を丸める
重心が前にある人ほど背骨を反り胸を張っています。
そのため背骨を丸めると重心を少し後ろに下げることができるのです。そのためのワークはこちら↓
- みぞおち(ヘソから指4本上)とその反対側の背骨を触る。
- 背骨を丸めるように動かす。
- これを10回繰り返す。
反り腰解消のポイントとなるのはみぞおち。
反り腰の人はみぞおち(ヘソから指4本上)が前に出て力が入ってる。
なのでそこをほぐした後、みぞおちの反対側の背骨を後ろに出すように丸める運動をし、立った時もみぞおちを丸めておく。
それを日頃から徹底するだけで反り腰は大分変わってきますよ! pic.twitter.com/NNwtYE1a3h
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年2月24日
これら3つのワークが終わったら、そこを意識しながら立ってみましょう!
3つのポイントを意識して立つ
背骨を丸め、骨盤を地面に対して垂直に立てて、軽く膝を曲げる。
するとこの姿勢をとることができます!
接客業で立ち仕事をしている方は、全てこの姿勢でいることはできないと思いますが、少しリラックスできる場面がありましたら、この姿勢を意識してみてください。
ぜひお試しをー!