段差なんて無い。
完全なる平地なのに何故かつまずいてしまう、、、
そんな方、いますよね。
こういった何もない所でつまずいたりすると、「歳かな、、、」と少し不安になってしまうと思います。
もちろん年齢を重ねれば筋力は衰えてくるので、それも要素の一つです。
でもそれが全てではありません。
年間1500セッションと様々な方を見てると、何もない所でつまずきやすい人ほど、ある関節がとても固くなってるのが見て取れます。
その関節とは足首です。
足首が固いと足が上がらない
ここで言う足首が固いとは、足指やスネに力が入り、つま先が上に上がりやすくなり、この辺りが固まってる状態ですね。
では何故足首が固いと足が上がらないのか。
これを説明する前に、まずは実際に試してみていただけるとわかると思います。
つま先を上げて、スネや足指に力を入れた状態で足上げをして、この時の足の上げやすさを覚えておいてください。
次にスネや足指の力を抜き、つま先を下にダランと下げた状態で足上げをしてみましょう。
いかがでしょう?後者のがスムーズに上がりますよね?
このように足首の固さが、足の上げやすさに影響を及ぼすんですよね。
その理由は、足首に力が入ると股関節に詰まりを起こすからです。
足首が固いと股関節に詰まりを起こす
足首が固い人は、足の甲からスネの筋肉がガチガチに固まっています。
この筋肉は太ももの大腿四頭筋と繋がっていて、この筋肉は固まると、股関節に詰まりを起こしてしまうのです。
なので足首を固めたままだと足が上げづらいんですよね。
そのため、何もない所でつまずきやすい人は、まず足首や足の甲をほぐして、柔らかい状態を作る必要があります。
足首や足の甲をほぐす
まず足首は、足首にあるこのスジ。これを横に切るようなイメージでほぐしていきます。
足首が固くてしゃがめない
すぐにスネが張ってしまうそんな人は足首のちょうど関節あたりの筋肉が固まっている。
ここはスネの筋肉がまとまっているため、固まると足首に詰まりを起こし動きが悪くなる。
スジがいっぱいあるので、それをゴリゴリほぐしていきましょう。すると柔らかくなりますよ。 pic.twitter.com/MnNMiAUmSK
— 柴 雅仁@2ヶ月で3冊出版📚 (@PT_shiba) March 16, 2019
そして足の甲は拳でグリグリとほぐしていきます。
足が疲れてる
足首が固い
浮腫むという人は足の甲をほぐすと良い
足の甲にある筋肉は、足首を介してスネへと繋がっているため、ここが固まると足指や足首の動きが悪くなり、足に不調が出やすくなる
場所によっては痛いので、同じ所ばかりやらず、動かしながら全体を満遍なくほぐしていきましょう! pic.twitter.com/OzmEhElrgm
— 柴 雅仁|SHIBA式パーソナルin東京立川 (@PT_shiba) May 23, 2019
これら2つは、以前YouTubeにも出してるので、詳しくはこちらを参考にしてくださいね!
こんな感じでほぐせたら、それだけで足が上げやすくなります。
そしてここから更に足を上げやすくために、ある関節に刺激を入れます。
それは股関節です。
股関節を触りながら足を動かす
こんな感じで、股関節を触りながら足の上げ下げや、横や捻りなど色々な方向に動かすと更に足を上げやすくなります。
膝を痛めやすい人ほど、曲げ伸ばしと前後にしか動かない膝を色々な方向に動かそうとする。
これを解決するには、前後・横・捻りと3方向に動く股関節の働きを高めるのが効果的。
この体操をやる事で股関節を動かす感覚を身につけ膝の負担を軽減させる事ができる。
朝の体操感覚でやってみましょう! pic.twitter.com/8X9AfmBnxf
— 柴 雅仁@2ヶ月で3冊出版📚 (@PT_shiba) March 8, 2019
何故かというと、それは股関節の動きをスムーズにする大腰筋(ツイート動画右側にある水色になってる筋肉)に刺激が入るからですね。
なので、スネや足首をほぐして足を上げにくくする筋肉を緩め、股関節を触って動かすことで、足を上げやすくする筋肉に刺激を入れることで、より足が上げやすくなるのです。
ほぐしはお風呂上がりに。股関節触るのは朝に
このようにワークをやると足の上げやすさが変わるので、これらのワークをぜひ継続的にやってもらいたいですね!
タイミング的に、ほぐしは筋肉が緩みやすいお風呂に入ってる時やお風呂上がりに。
股関節を触って動かすのは、朝の体操としてやると良いのではないかと思います。
ぜひお試しを!