Twitterでツイートのネタ募集をしたところ、約200と多くのリクエストをいただきました。
ツイートのネタ募集をします!
関節痛のケア
ストレッチ
身体の使い方
パフォーマンスアップなどなど「こんな事ツイートして欲しい!」というものがありましたらリプにお願いしまーす!
※全てのご要望にお応えするわけではございませんので、予めご了承ください。
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年6月3日
その頂いたリクエストの中から、特に多かったものをピックアップして昨日からツイートしてますが、どのリクエストを下さった方も共通して〝このワーク〟は絶対やった方が良いですね。
むしろ全人類。快適な生活を送れる体を手に入れたければ、これだけはやって欲しいと思います。
全人類にオススメなワークはこれ!
それは舌路(ぜつろ)です。
舌路とは口の中で舌の腹を上顎にあててる状態で、僕も喋ってる時以外。この記事を書いてる時も、寝てる時も舌路をしています。
詳しいあて方は歯科衛生士のタカミーさんのツイート画像がわかりやすかったですね。
正しい舌の位置キープの仕方
上顎に陰圧でピトッと。
喉を蓋するようなイメージ分からない方は
噛んだガムを上顎の真ん中にくっつけてツバを一回ゴックン。
張り付いたガムを 舌の真ん中で落ちないように押さえておく舌を挙げると考えるより
こちらの方が 簡単にできます
(経験談) pic.twitter.com/OofUVhcI4a
なぜ全人類という壮大な感じでお勧めをしてるのかというと、それには4つの理由があります。
理由1:関節痛の予防緩和になる
関節痛の緩和にはインナーマッスルが関係しています。
インナーマッスルとは体の中にある、骨に最も近い筋肉です。
インナーマッスルは関節を安定させ、関節の動きをスムーズにする役割があるので、痛みのない動ける体を作るには、インナーマッスルを常に優位にしておく必要があります。
それを作り上げるのが舌路なんです。
舌路をすると顎や首回りのインナーマッスルである、舌骨上筋群の働きが高まります。
この筋肉は体幹のインナーマッスルである横隔膜と繋がりがあり、横隔膜はその他のインナーマッスルとも繋がりがあるため、舌路をするだけでほぼ全身のインナーマッスルを優位にすることができるのです。
すると首・肩・腰・股関節・膝・足首などの関節が安定するため、痛みの予防緩和になります。
理由2:姿勢が良くなる
インナーマッスルにはもう1つ特徴があり、姿勢を正す働きがあります。
そのため、猫背や反り腰などの不良姿勢も、舌路をするだけで解消方向に進むのです。
では理由1、2でお話ししたインナーマッスルの効果を実際に体感してみましょう。
まず口をポカンと開けたまま片足立ちをしてください。この時のフラつき方、立ちやすさを覚えて起きましょう。
次に口を閉じて舌を上顎にあてたまま片足立ちをしてください。
いかがでしょうか?前者より立ちやすくなってると思います。
このように舌路をするとインナーマッスルが優位になることで関節が安定して、姿勢も正されるので、その分バランス能力が上がり片足立ちがやりやすくなるのです。
理由3:頭が冴える
頭が冴えて、頭の回転が早くなります。
何故かというと酸素をきちんと取り込めるからです。
理由1でお話ししたように、舌路をすると横隔膜が働きやすくなります。その状態で呼吸(鼻呼吸)をすると横隔膜が働くため、しっかりと息を吸えて頭に酸素が回り、頭の回転が早くなるのです。
理由4:体力がつく
そして更に酸素がきちんと取り込めると、頭だけでなく体も動かしやすくなり、持久力が高まります。
そのため、別に走り込みなどの体力づくりをしてなくても、舌路をし続けるだけで体力がついたように動けるようになります。
老若男女問わず全て必要なもの
この4つは
子供も大人も。
スポーツをやってる方も。
仕事をしてる方も。
家事や育児をしてる方も。
快適な生活を過ごせるようになるには、どんな人にも必要なものです。
舌路は普段のちょっとした意識でできるので、ぜひ今日から実践してくださいね!最初はその効果がわからないかもしれませんが、やり続けるとその凄さに気づくと思います。
なのでまずは最低1ヶ月。続けてみてください!