柴です。
LINE@登録者数500名突破記念であげた動画、身体の動きを悪くするツボ。
ただ、このツボをあげただけで、どうやって使うのかをお伝えしていなかったので、今回は、このツボの使い方について解説していきます。
身体の動きを悪くするツボの特徴
このツボの特徴は、
全てアウターマッスルに刺激を与える場所にあるということ。
アウターマッスルの特徴は以下の通り。
- 身体の表面上にある筋肉
- 使いやすい
- 関節を動かす
- 大きく強い力を発揮する
- 動作スピードは遅い
- 持久力がない
このような特徴があり、アウターマッスルはとても重要な筋肉ではあるものの、使いやすいのに持久力がないため、すぐに疲労して固まってしまいます。
そのため、このツボに触りながら、そこにある筋肉を動かすように関節を動かすと、
アウターマッスルがより使いやすくなってしまうため、すぐに固まってしまい、身体の動きが悪くなってしまうのです。
なので、このツボは、ただ触ったり、動かしたりするツボではなく、
そのツボをほぐして、アウターマッスルの緊張をとるように使うのです。
そして、このツボと真逆に位置するのが、クロスポイントです。
クロスポイントの特徴
身体の動きを悪くするツボの真逆に位置する、身体の動きを良くするクロスポイント。
クロスポイントの特徴は、
全てインナーマッスルに刺激を与える場所にあるということです。
インナーマッスルの特徴は以下の通り。
- 身体の中にある筋肉
- 使いづらい
- 関節を安定させる
- 関節をスムーズに動かす
- 素早い動きが可能
- 持久力がある
このような特徴があり、使いづらいのがネックではありますが、
きちんと使えるようになると、素早く、そしてスムーズな動きができるようになるため、身体の動きが良くなります。
そのため、
クロスポイントは、インナーマッスルが機能するように、触りながら、動かして使うのです。
そして、この対極にあるクロスポイントと、身体の動きを悪くするツボは、セットで使うと、かなり高い効果を発揮します。
身体の動きを悪くするツボの使い方
身体の動きを悪くするツボをほぐした後、クロスポイントを触って動かすと、刺激を受けた場所に関係する関節の動きが良くなります。
どの関節に、どこのツボとクロスポイントを使用するのか。
一覧にしたので、ご確認ください。
動きを悪くするツボ | クロスポイント(CP) | |
手首 | 合谷、陽渓 | 手のCP |
肘 | 曲池、天泉 | 肘のCP |
肩 | 天泉、肩髃、肩中兪 | 肘、脇、首のCP |
首 | 肩髃、肩中兪、建里 | 脇、首、みぞおち/背中のCP |
腰 | 建里、殿中、大転子の上 | みぞおち/背中、股関節/お尻のCP |
股関節 | 建里、殿中、大転子の上 | みぞおち/背中、股関節/お尻のCP |
膝 | 殿中、大転子の上、膝の上、膝陽関 | 股関節/お尻、膝裏、膝裏上のCP |
足首 | 足三里、足関節の上 | アキレス腱、足裏のCP |
【使い方の一例】
- 「肩が痛いなー、、、」と思ったら、天泉、肩髃、肩中兪をほぐした後、
肘、脇、首のCPを触って動かす。 - 「股関節固いなー、、、」と思ったら、建里、殿中、大転子の上をほぐした後、
みぞおち/背中、股関節/お尻のCPを触って動かす。
まとめ
もちろんこれだけで、全ての関節の動きが完璧に良くなり、痛みが改善されて、全くの0(ゼロ)になるわけではありませんが、
今よりは良い状態にすることできるので、動きの悪い関節・痛みのある関節がありましたら、そのケアに使ってみていただければと思います(^ ^)