身体を動かしてたり、指導をしてると色々と気付くことがあります。
その中の1つが今回のテーマの股関節。
股関節の重要性についてはブログでも度々紹介しているので、詳細はこの記事で確認しておいてくださいね。今回の記事は、この記事に書いてある事をわかった程で書いてるので!
※大腰筋が股関節を動かす筋肉です。
目次
股関節を近づけて使う
さてさて、股関節をどうやって使うのか。
これを発見してから色々なバリエーションで使える事がわかったのですが、今回はその中の1つの使い方を紹介しますね。
それは左右の股関節を近づけて使う!
ということです。
これは歩くとか階段上り下りする時とか、日常生活でも使えるものになります。
要注意なのが歩く時、片足立ちでフラつく人
歩く時に多い無駄な動き。膝や腰を痛めてる人や痛めやすい人に多い動きが、左右に揺れながらの歩きです。
まぁそんなフラついてる感覚と言いますか、そんな意識がない人がほとんどだと思うので、イマイチピンときてない方は、試しに片足立ちをしてください。
意外とフラついてませんか?
足が内や外にバタバタと動いて、安定して立てない方が多いと思います。
それがある時点で歩く時は左右にフラついてる可能性が高いですね。
もしかしたら膝や腰を痛めてる人はこれが原因で痛めてる可能性がありますし、
足が疲れやすい人や運動の効果がなかなか出ない人。スポーツパフォーマンスがなかなか上がらない人は普段からこの歩き方をしているかもしれません。
そのため、そんな不調や不具合に悩んでる人は左右の股関節を近づける意識をすると良いですよ!
左右の股関節を近づける意識
ではここで実験。
先程片足立ちをしてフラついた人は、そのフラつき方を覚えておいてくださいね!
それを基準にして、以下のワークを試してみてください。
股関節を近づけるワーク
- 胸を張らないようにして足を内股にする。
- 左右の股関節を近づける。
- これを3〜5回繰り返す。
歩く前にやってほしいこのワーク。
胸を張らないようにして
足を内股にして
左右の股関節を近づける
これを3〜5回それだけで片足バランスが安定するから、歩く時も安定して歩くことができる。
安定すれは足も疲れづらくなるし、膝や腰も痛めづらくなりますよー! pic.twitter.com/9xCDpaNbbP
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) August 15, 2019
ではこれをやったら再度片足立ちをしてください。
いかがでしょう?先ほどより立ちやすくなると思います。このように左右の股関節を近づける意識をすると安定感がまるで違ってくるんですー。
股関節を近づけるとなぜ安定するのか?
なぜ左右の股関節を近づけると安定するのかというと、それは大腰筋と内転筋群をまとめて使えるからです。
これらの筋肉はインナーマッスルで、インナーマッスルは関節を安定させる働きがあります。
股関節には大腰筋があり、その内側には内転筋群があるため、左右の股関節を近づけるようにすると、これらの筋肉にまとめて刺激が入り体幹と下肢が同時に安定するのです。
※元々この2つの筋肉は繋がっているため、連鎖して使えるんですが、連鎖させるのとまとめて一気に使うのは少し違うのかなーなんて思ってます。(別に参考文献とかないですが、感覚としてそんな感じがしています)
そして普段からこれをやりつつ、左右の股関節を近づける意識をしながら立つ・歩くをすると、安定した立ちや歩きができます。
更にやってくとわかると思いますが、これやるとお腹にくるんですよね。体幹のインナーマッスルに効くので、やり続ければお腹も締まると思います。
但し1つだけ注意!間違っても内股になるような使い方でこれをやらないでくださいね!それやると立ち方や歩き方が逆におかしくなってしまうので。
この股関節の使い方も柴流体幹トレーニングレッスンの内容に入れる予定
ちなみに、以前簡単に告知しましたが11/9川崎で柴流体幹トレーニングのレッスンをやります。
11/9土曜に川崎でやりますー!
先行受付はメルマガ登録者からなので、詳細はメルマガでー!
↓https://t.co/VYJqQqrqkq https://t.co/fEqQsyKyGL— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) August 9, 2019
その時にこの股関節の使い方や、股関節を意識した体幹トレーニングのやり方をもう少し詳しくお話しするので、ご興味ある方はメルマガに登録しておいてくださいね!
先行受付はメルマガで行いますので。
受付開始は多分8月後半〜9月前半。
お楽しみにー!