柴です。
肩の動きが悪かったり、こっていたり。
場合によっては痛かったり、、、
などの肩の不調で困っている人は、大概、まず始めに肩をほぐしますよね。
もちろん、それで解決されるのであればOKです。
でも、ほぐしてもなかなか解決しない人も中にはいると思います。
そんな時はですね。
腕裏をほぐしてみてください。
もしかしたら、その肩の不調が解消されるかもしれません。
腕裏が固いと肩の動きが悪くなる
肩には、ローテーターカフ(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の総称)と呼ばれる、肩関節を安定させる筋肉があります。
肩関節の安定性は、肩こりや肩関節の痛みを予防改善するために、なくてはならない重要な要素です。
そしてこのローテーターカフは、腕裏の上腕三頭筋と繋がりがあります。
そのため、不良姿勢や動きの癖など、何かしらが影響して上腕三頭筋が機能せず固まってしまうと、
その影響を繋がりのあるローテーターカフも受けてしまい、ローテーターカフの機能も落ちてしまうのです。
すると、肩関節の安定性が失われてしまうので、それが原因で肩関節に痛みが出たり、
ローテーターカフが機能低下すると、それをカバーするために、周りにある三角筋や僧帽筋が固まるため、それで肩こりになったりします。
このような繋がりがあり、影響を与えるため、上腕三頭筋は、常に柔らかくしておく必要があるのです。
上腕三頭筋を柔らかくする
上腕三頭筋を柔らかくする、ほぐし方をご紹介します。
2カ所をほぐす
上腕三頭筋の中でも、特に固まりやすいのは肘よりと脇より。
この2カ所をほぐしていきます。
肘よりをほぐす
肘よりは、肘の骨の出っ張りのすぐ上あたり。
そこに反対側の親指を当てて、ゴリゴリとほぐしていきます。
脇よりをほぐす
脇よりは、脇のほんの少し下あたり。
ここにも反対側の親指を当てて、ゴリゴリとほぐしていきます。
この2カ所をしっかりほぐせれば、肩の動きが楽になるのですが、ここから更にもう一手間加えていきます。
更にもう一手間
上腕三頭筋がきちん機能するように、クロスポイントワークを行います。
クロスポイントの詳細に関しては、以下の記事で確認してくださいね↓
上腕三頭筋が固まってる理由は様々ありますが、その中でも特に多いのが、普段から上腕三頭筋を使えていない。もしくは、他の筋肉と繋げて使うことができていないことです。
そのため、上腕三頭筋をきちんと使えるようになるために、
上肢にある、手・肘・脇・首のクロスポイントワークを行います。
詳細なやり方は以下の記事↓
もしくは動画でご確認ください↓まとめ
全てのワークが終わった後に肩や腕を回してみると、その動きが楽に感じると思います。
つまり、それだけ固まっていて機能していなかったということです。
そのため、お悩みの方は、肩こりや肩の痛みの予防改善のために、ご紹介したワークを定期的に行なってくださいね!
【本日の記事のまとめ】
- 上腕三頭筋とローテーターカフは繋がっている。
- ローテーターカフは肩を安定させる筋肉のため、上腕三頭筋が固まると、その影響を受けて機能が低下し、肩こりや肩の痛みを引き起こす。
- 上腕三頭筋は肘よりと脇よりをほぐす。
- ほぐした後に、上肢のクロスポイントワークを行い、上腕三頭筋を普段から機能するようにする。