口呼吸と鼻呼吸
人間にはこの2つの呼吸の仕方があり、口呼吸が良くないことは結構知られてますよね。
- 風邪などウイルス感染しやすい
- 歯並びが悪くなる
- 虫歯にもなりやすい
- ほうれい線やアゴのたるみ
- 睡眠時無呼吸症候群
などなど。
なので鼻呼吸の方が良いのですが、実はその理由はもう一つあります。
口呼吸になるとインナーマッスルが使えなくなり、姿勢が悪くなったり、バランス能力が低下したりもするのです。
口呼吸と鼻呼吸の違い
まずはその違いを体感してみましょう!
口をポカンと開けたまま、片足立ちをしてみてください。
次に口を閉じて、舌先を上前歯の歯茎あたりに当てて片足立ちをしてください。
いかがでしょうか?
後者の方が立ちやすくなりますよね?
このように口の開閉の違いや、舌の位置の違いだけでバランス能力が変わってしまうのです。
口を閉じるとインナーマッスルが使える
口を閉じてる時、口やアゴ周りの筋肉が働きますが、この中でもインナーマッスルと関係が深いのが、舌骨上筋群。
この筋肉は、背骨の前の靭帯を介して、体幹のインナーマッスルである横隔膜と繋がりがあります。
なので口を閉じてる時の方がインナーマッスルが働き、バランス能力が高くなるのです。
そしてそこから更に舌を上顎に当てるのが効果的です。
何故ならそうする事で、更に舌骨上筋群が働くからですね。
そのため、口を閉じて、舌先を上前歯の歯茎あたりに当ててる状態が一番インナーマッスルが使いやすい状態になります。
あと、これをやると横隔膜の働きが高まるので、呼吸も深くなりますね!
呼吸の深さを体感してみよう!
これもやるのが早いです。
- まず口呼吸で深呼吸をして、この時の呼吸の深さを覚えておいてください。
- 次に口を閉じて鼻呼吸をしてみましょう。この時の呼吸の深さも覚えておいて下さい。
- 更に今度は口を閉じて、舌先を上前歯の歯茎あたりに当てて、鼻呼吸で深呼吸をしてみてください。
いかがでしょう?
後者のやり方になるにつれて、呼吸が深くなるのが分かると思います。
こんな感じで、口や舌の使い方ひとつで、呼吸やバランス能力など、色々な事が変わるんです。
慣れたら脇の刺激も入れてみよう
これは以前書いた記事の内容なんですが、
脇の下の上の部分。
脇のくぼみの下あたりですね。
ココをグリグリしたり、さすったりすると更にインナーマッスルが使えるようになります。
理由はこの記事を読んでみて下さいね!
これらを日々の生活の中に取り入れて、より身体を良い状態にしてください!