ブレない下半身を作る

腕と脚

スポーツをやっている方はもちろんのこと、転倒しやすいご年配の方も下半身を安定させる機能は必要不可欠。

なぜ下半身に力が入らずブレてしまうのか?どうやったらそれを改善できるのか?

今回は下半身の安定についてお話します。

なぜ下半身に力が入らずブレてしまうのか?

人間の目は前について、腕は横から垂れています。そのため視界に入るのは前方や外方のみです。これは上を向いても下を向いても、そこを基準にしたら結局見えるのは前方や外方のみになります。そして腕は生活の中ではほとんど前方に動かします。ご飯を食べる時も歯を磨く時も、掃除をする時も洗濯物を干す時も、全て前方や外方を見て前方に腕を動かします。

そのため、人間は前方と次いで外方に意識が集中します。それは身体も同じで胸やお腹、ももの表や外などに意識が集中しやすいです。その状態を今の年齢まで続けていたらどうなるでしょうか?間違いなく身体の前面と側面は使いすぎによりガチガチに固まってきます。

脚の筋肉は大きく分けると表・裏・外・内と四方向にあり、表と裏・外と内は表裏関係にあるためバランスが重要になってきます。先程お話したように人間は前方と外方に意識が向きやすいため、ももの表と外側の筋肉が優位なりやすく、反対側にあるももの裏や内側の筋肉は機能が低下しやすいです。

イメージ的には四方向に柱がある建物。四本の柱で支えてるのに、そのうちの二本がなくなったらかなり不安定になりますよね?下半身がブレやすい人はこれと同じ状況になっています。そのため、改善するにはもも裏と内側の筋肉の機能を高めて、四本の柱をしっかり機能させる事が必要です。

ブレない下半身を作る

割膝

  1. 足を前後に開き、骨盤は前を向け、後ろ足は伸ばす。
  2. 前足の膝を軽く曲げ、みぞおち(へそから指4本上)の力を抜き、丸めていく。
  3. その状態でもも裏の筋肉であるハムストリングスと内ももの筋肉である内転筋を叩く。

ワイドで裏、内もも叩き

  1. 足を肩幅の2倍に広げ、つま先をハの字にする。
  2. 股関節を曲げてしゃがみ、ハムストリングスと内転筋を叩く。

シングルスクワット

  1. みぞおちの力を抜きながら、前足の股関節と坐骨を触る。
  2. 膝カックンをされた時の感覚で膝の力を抜きながら股関節を曲げてしゃがむ。この時ハムストリングスがしっかり伸びているか確認する。
  3. 膝が前に突っ込んだり、内に入ったりしないように股関節を伸ばし、坐骨を締めながら立ち上がる。

ワイドスクワット

  1. 足を肩幅の2倍に広げる。
  2. みぞおちの力を抜き軽く丸める。
  3. 股関節を曲げて、お尻を下にさげる。この時つま先より膝が前に行ったり、内に入ったりしないように注意する。

最後に

ももの表や外側は意識が向きやすい分、反対にあるもも裏や内側は何度も繰り返し刺激を入れないと意識が向きません。そのためワークを毎日繰り返さないとなかなか感覚がつかめないので、「割膝」と「ワイドで裏、内もも叩き」だけは出来る限り毎日続けてください。

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas