昨日の続き。
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足の中でもここ最近相談されるのが「足の親指がつる問題」
ここはフクラハギや裏ももと並んで、かなりつりやすい部位ですよね。
なぜ足の親指がつるのか
通常、土踏まずがあるため、足形を取ると足の親指側がえぐれますよね。こんな感じで。
この形からもわかるように、人間の足は小指側が一番地面に着いているのです。
そのため小指側の感覚がかなり重要になるのですが、親指は5本の指の中で最も力が入る指で、尚且つネットやテレビで「歩く時・走る時は親指で蹴る」という情報が流れてるため、それをそのままやってしまい親指に力を入れてる方が多くいます。
このようになると親指側に意識が向きすぎてしまうため、必要以上に親指の筋肉に力を入て、その結果固まって疲労してつってしまうのです。
これを解決するには小指側の感覚を取り戻して、親指側とのバランスを取ることです。
足の親指をつらなくするワーク
小指側の感覚が強くなれば小指側に体重を乗せやすくなり、歩く時や走る時も使えるようになるので、その分親指側にかかる負担を軽減することができます。
ワーク後の変化を確かめるために、まずは足のグーパーをして今の状態を確認していきましょう。親指がつりやすい人はグーパーをするだけで親指側の筋肉がつるような感覚や動きの悪さを感じると思うので、その状態を覚えておいてください。
次に2つのワークを行います。
足の小指側をさする
小指薬指を含み、足の小指側全体を摩擦で熱くなるまでさすっていきます。
足裏を刺激する
足裏にある足のインナーマッスルはアーチを作る筋肉で、ここの働きが高まると足裏全体のバランスが整います。
- 指を除いた足裏の真ん中を指圧する。
- そこから指を動かすようにグーパーを10回繰り返す。
では再度足のグーパーをしていきましょう。
いかがでしょう?先ほどより動きがようなり、つる感覚も薄くなってると思います。
このように足のバランスを整えてあげると、親指側の筋肉も緩むので、お悩みの方は是非この2つのワークを実践してください!