腰痛・膝痛には裏もも叩きが効果的!

腰・背中

4月からLINE@登録者限定にしてた動画を完全公開したので、どうせならそれを使った記事を書こうかと思いまして。

今回はそれの第一弾です。

腰痛・膝痛に多いのが裏ももの機能低下

腰痛や膝痛は関節痛の中でもトップクラスに多いですよね。

もちろん様々な症状があるので、全ての腰痛膝痛の原因を一括りにはできませんが、でもかなりの確率で多いのが裏ももの働きが低下してることにより起こる腰痛や膝痛。

裏ももと腰痛・膝痛はどのような関係があるのか。以下で解説していきます。

腰と裏ももの繋がり

裏もものハムストリングスは、内ももを介して体幹のインナーマッスル(腹横筋・横隔膜・大腰筋・骨盤底筋)と繋がっています。

インナーマッスルには関節を安定させるという特徴があるため、裏ももが働くと体幹のインナーマッスルも働き、腰の安定感が高まり腰痛の予防緩和に繋がるのです。

膝と裏ももの繋がり

膝は表の大腿四頭筋、外の腸脛靭帯、内の内転筋群、裏のハムストリングスと4方向の筋肉で支え、動きを作っています。

膝を痛めにくい人は、これらの筋肉がバランスよくついてるため、膝の安定性も高く動きもスムーズなのですが、膝を痛めやすい人ほど表の大腿四頭筋を優位に使い、逆に裏のハムストリングスの働きが低下してしまってるのです。

そのため裏ももの働きを高めると膝痛の予防緩和にも繋がります。

裏ももは体幹と繋げて機能を高める

以上の繋がりにより裏ももの働きを高めた方が良いのですが、裏ももだけのトレーニングをするのではほとんど効果がありません。しっかりと効果を出すには体幹のインナーマッスルと繋げて使えるようにワークをする必要があるのです。

何故かというと、人間は裏ももだけを使って生活していないから。

全身を使って立ったり、座ったり、歩いたり、走ったりしますよね?なので本当は全身を意識して裏ももの働きを高めるワークをやりたいところです。ですがそれはかなり難易度の高いことなので、まずはじめは、身体の中でも特に重要な体幹と繋げて使えるようにワークをおこなっていきます。

みぞおち/背中のクロスポイント

クロスポイントとはインナーマッスルの働きを高めるツボみたいなもの。詳細はこちらの記事をご確認ください。

柴が言ってる「クロスポイント」って何?

みぞおち/背中で体幹のインナーマッスルの中の横隔膜と大腰筋、股関節/お尻で大腰筋とハムストリングスに刺激を入れていきます。

  1. へそから指4本上とその反対側の背骨を触る。
  2. そこを触りながら背骨を前後・横・捻りと各3回ずつ動かす。

股関節/お尻のクロスポイント

  1. 足は腰幅に開き小指側に体重をかけたまま恥骨の隣の股関節を触る。
  2. そこを触りお尻を引いて裏ももを伸ばす。
  3. お尻のほっぺの下の坐骨を触りながら身体を起こす。
  4. これを10回繰り返す。

2つのワークの詳細はこちらの動画でご確認ください。

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クロスポイントワーク2019年バージョン

割膝

みぞおちと股関節のクロスポイントを繋げて使い、そこから更にハムストリングスに刺激を入れていきます。

  1. 足は前後に開き、骨盤は前を向け、後ろ足は伸ばす。
  2. 前足の膝を軽く曲げ、みぞおち(へそから指4本上)の力を抜き、丸めていく。
  3. その状態で裏ももを叩く。

詳細はこちらの動画をご確認ください。

叩いた方が良いけど、叩きすぎに注意!

このようにクロスポイントを意識して割膝をおこなうと、体幹と裏ももを繋げられるので、この手順でワークをおこってくださいね!

但しやりすぎは注意。頑張って裏もも叩きすぎて青あざ作る人がいるので、叩きすぎて痛くならず、気持ちよくできる範囲でおこなっていきましょう!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas