身体の使い方が上手くなると、疲れ知らずになる!

身体の使い方

おはようございます。柴です。

昨日、一昨日と「お客様の声」を記事として投稿しましたが、
その中の1つに、

「身体の使い方が上手くなった結果、疲労しずらくなり、
去年はシーズン途中でリタイアしてしまったのが、今年はやり切ることができた!」

というお声を紹介しました。↓

【お客様の声】大好きな岩山登り。昨年は途中で体力が持たず、体調を崩してしまったが、今年は最後までやりきることができました!

この方は、
心肺機能を高めるために走り込みをしたわけではなく、
持久系筋力トレーニングをして、筋持久力をあげたわけでもない。

ただひたすら、身体の使い方が上手くなる特化したトレーニングを積んで、それがこのお声のような結果に繋がったのです。

身体の使い方が上手い人は、持久力が高い

悪く言うと、身体の使い方が下手な人は、無駄なエネルギー消費をしています。

何故なら、ある一部の筋肉にばかり負担をかけているからです。

例えば、歩く時に膝関節ばかりを使ってる人は、太ももの大腿四頭筋ばかりを使って歩いています。

この筋肉は、スネやお腹、首にある以下の筋肉と繋がりがあるため、
大腿四頭筋ばかり使っている人は、これらの筋肉にも負担をかけています。

ですが、この4つの筋肉は、全身でいえばごく一部です。

筋肉は約400個あると言われています。
内臓の筋肉を含めると約600個です。

そして、一歩進むのに使う筋肉の数は、約200個だと言われています。

そのため、歩く時に、この4つの筋肉にばかりに負担をかけて、残り196個の筋肉はサボり気味で使っている状態だと、

この4つの筋肉に負担が集中してしまうため、すぐに力んで固まり、疲労してしまうため、
必要以上にエネルギーを消費してしまうのです。

ですが、身体の使い方が上手い人は、
歩く時に200個の筋肉、もしくはそれに近い量の筋肉を使えているため、
負担が複数個に分散できるのです。すると、1つあたりの筋肉にかかる負担は軽減するため、
筋肉は固まりづらくなり、疲労しにくくなります。

そのため、持久力系トレーニングをやってなくても、
結果的には持久力が上がることになるのです。

身体の使い方を上手くするには?

身体の使い方を上手くするには、普段使えてない部位を、いかに使えるようになるかがポイントです。

その使えてない部位とは、人により様々ですが、
特に多いのが脇と股関節。ここが使えてない人が特に多いです。

股関節には大腿四頭筋も関係がありますが、特に重要なのが大腰筋で、
大腰筋は体幹のインナーマッスルの一部で、股関節の動きをメインに作ります。

そして大腰筋は、下肢から体幹、首や頭の筋肉にまで繋がりがあり、その筋肉の数は合計21個。

そして脇で重要なのは前鋸筋で、
前鋸筋は脇腹の外・内腹斜筋と繋がりがあり、内腹斜筋は体幹のインナーマッスルである腹横筋
そして、外腹斜筋は腰の筋膜を介して、大腰筋と繋がりがあります。

これらの筋肉を、全て合わせると25個です。

先ほどの例にあげた、膝関節を使い、大腿四頭筋をメインに、4つの筋肉で歩いてた人が、
プラス25個もの筋肉を使って歩けるようになるだけで、複数の筋肉に負担を分散することができるため、
身体の使い方が上手い、疲れ知らずの身体になるのです。

そのため、身体の使い方が上手くなりたい人は、
特に使えていない、2つの筋肉の機能を高めるために、
以下でご紹介するワークをおこなう事をお勧めします。

身体の使い方を上手くして、疲れ知らずになる!

脇と股関節、前鋸筋と大腰筋の機能を高めるために、以下のワークをおこなっていきましょう。

クロスポイント

脇のクロスポイントで前鋸筋。みぞおち/背中、股関節/お尻のクロスポイントで大腰筋の機能を高めていきます。

クロスポイント〝セルフケアの基礎〟

詳細なやり方はLINE@登録者限定動画をご確認ください。

クロスポイントの詳細な刺激方法

背骨前後左右

脇、みぞおち/背中、股関節/お尻のクロスポイントを全て意識しながら背骨を動かしていきます。

  1. 脇の下に手首、股関節の下に膝を置き、四つん這いになる。
  2. みぞおちを丸めたり起こしたりを10回おこなう。
  3. その後、みぞおちから背骨を左右に傾ける。これも10回おこなう。

最後に

ちなみに、この記事でお伝えしたいのは、
「身体の使い方を上手くすれば、心肺持久力や筋持久力がいらない」という事ではないですからね?

今回の記事で書いた内容は、あくまでも、疲れ知らずの身体を作るための、1つの要素だということで、
これができないために、すぐにバテてしまう人が非常に多くいるので、この記事を書きました。

なので、例えばマラソンや、サッカー、バスケ、格闘技などのスポーツをおこなってる方は、
持久力系トレーニングもやりつつ、今回ご紹介したワークも、併用しておこなっていただければと思います。

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas