昨日の10万いいねを超えた〝脇をさすって肩を回す動画〟の記事。簡単に説明すると脇をさすると肩の動きがスムーズになるという内容なんですが、実は脇には肩の動きをスムーズにする以外にも素晴らしい特徴があるのです。
それは「パフォーマンスを高める体幹を作ることができる」という事。
脇を使うと体幹が使える
脇の前鋸筋は、
「脇腹の外腹斜筋→内腹斜筋→インナーマッスルの腹横筋→横隔膜→大腰筋→骨盤底筋群」と体幹のインナーマッスルと繋がります。
インナーマッスルには
- 関節を安定させる
- 関節をスムーズに動かす
- 素早い動きが可能
- 持久力がある
などの特徴があるので、前鋸筋が働くと体幹のインナーマッスルも働き、パフォーマンスを高める体幹を作ることができるのです。
では実際どうやって作っていくのか。
それは体幹トレーニング時に使う事です。
脇を使って体幹トレーニングをする
脇を使って体幹トレーニングをすると、体幹のインナーマッスルをしっかりと働かせることができるため、パフォーマンスを高める体幹を作ることができます。
では以下の手順で体幹トレーニングを行っていきましょう。
ロールアップ
- 両脇の下と鎖骨の間をさする。(脇の下をさすることで前鋸筋の働きを高め、鎖骨の間をさすることで、胸を丸め込みやすくする。)
- 両腕を脇から天井に伸ばすようにして前鋸筋の働きを更に高める。
- 両腕を脇から天井に伸ばし続ける事で胸を丸め込み、頭を持ち上げて身体を起こしていく。
こちらは動画があります。
私ではありませんが。笑
腹筋してもなかなか上体が起こせない人、もしくは「えいっ」ってやらないと起こさない人🙋♂️🙋♀️
それは腹直筋というお腹の筋肉がないからじゃなくて、脇にある前鋸筋という筋肉が使えてないからです!
脇を使って腹筋すると、スムーズに腹筋できるようになりやすいですよー!
しかも首も痛くならない! pic.twitter.com/R8BJcdArdm
— 吉田 哲也 / Tetsuya Yoshida (@t_yoshida_zq) March 2, 2019
吉田さん2日目の登場です。笑
前回↓
ちなみにこの動画で「腹筋で起き上がれるようになった!」という人が続出してましたね。さすが吉田さん(^ ^)
吉田さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/t_yoshida_zq
プランク
- ロールアップと同じ手順で脇と鎖骨の間をさする。
- そこから四つん這いになり、脇で体重を支えつつみぞおちを丸め込み、足を伸ばす。
こちらも詳細は吉田さんの動画で。
体幹の筋トレの1つにプランクという四つ這いや腕立ての姿勢になるものがあります。
これやっていて、肩や腰ばかり辛くなる人はプランクで得られる効果を全く活かせていないです。
脇を意識することで、脇から横っ腹のインナーマッスルが働きます!
脇から横っ腹が疲れると良い感じってことです! pic.twitter.com/CLU3WBcfD2
— 吉田 哲也 / Tetsuya Yoshida (@t_yoshida_zq) March 1, 2019
そして更に、これをやって余裕がある人は足を胸に引きつける動きをいれても良いですね!
先日の腕立て位のプランクをレベルアップして、負荷を上げたい人、脇の使い方を高めたい人必見🙋♂️🙋♀️
腕立て位のプランクから股関節を引き込むように足を交互に切り替えます!
まずはゆっくり、慣れてきたら速く!
ポイントは身体が前後、骨盤が上下しないように、しっかり脇に重心を置くこと! pic.twitter.com/5dKfy9aClZ
— 吉田 哲也 / Tetsuya Yoshida (@t_yoshida_zq) March 4, 2019
こんな感じで強度を上げていくと良いと思います!
最後に
体幹トレーニングもやり方次第で、パフォーマンスアップに繋がったり、逆に使えなくてマイナス方向に働いてしまうこともあります。
そうならないためにも脇の前鋸筋は必要不可欠なので、日常からスポーツまでパフォーマンスを上げたいという方は、脇の前鋸筋の意識を高めて、ぜひ前鋸筋を使いながら体幹トレーニングをしてください!