長時間の立ち仕事でふくらはぎや足裏が疲れたり。
夜になると足が浮腫んだり張ったり。
などがある人は、ちょくちょくふくらはぎや足裏のマッサージやストレッチをすると思います。
もちろんそれだけでも効果がありますが、実はそれにプラスして首をほぐすとさらに効果があることを知っていましたか?
足と首は繋がってるんですよねー。
足と首の繋がり
足が疲れる人は足裏の足底腱膜やふくらはぎの下腿三頭筋が固まっています。
そのため疲れると直接ここをほぐすと思うのですが、この2つの筋や腱は、裏もものハムストリングスと背中の脊柱起立筋を介して、首の付け根にある後頭下筋群と繋がっているのです。
そのため足のマッサージと同時に、首の付け根のマッサージをおこなうと、より足を緩ませることができます。
ふくらはぎが張りやすい人は、
首の付け根も固いことがある。それは首の付け根にある後頭下筋群が、ふくらはぎと繋がっているから。
なので、ふくらはぎの張りを取り除きたい時は、
ふくらはぎのマッサージと同時に首の付け根もほぐしておくと、効果的だったりする。 pic.twitter.com/botAt2Lfq4— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) January 18, 2019
そしてそこから更に、ツイートには書いてませんが、股関節も動かすともっと良くなるんです。
股関節を動かすと更に効果的
股関節を動かすと、インナーマッスルの大腰筋が活性化します。
この筋肉は内ももの内転筋群を介して、足のインナーマッスルで足裏のアーチを作る後脛骨筋・長腓骨筋と。
そして背骨の前にある靭帯を介して首のインナーマッスルである頭長筋・頚長筋と繋がっています。
インナーマッスルは関節を安定させる働きがあるため、股関節を動かすことにより大腰筋が活性化すると、足や首のインナーマッスルの働きも高まり関節が安定します。
するとその分、後頭下筋群や下腿三頭筋・足底腱膜の固さがほぐれて、足が疲れにくくなるのです。
足の疲れを緩和する
足の疲れを緩和するために、直接ほぐすのにプラスして、以下でご紹介する3つのワークをおこなってください。
首の付け根ほぐし
このほぐしで後頭下筋群から下腿三頭筋・足底腱膜を緩めていきます。
- 首の付け根。後頭部と首の境目に親指を当てる。
- そこにある筋肉をグリグリとほぐしていく。
クロスポイント
クロスポイントとは、インナーマッスルを活性化させるツボみたいなもの。
クロスポイントの詳細はこちら↓
https://selfcare-lab.com/crosspoint-more-detail
体幹にあるみぞおち/背中・股関節/お尻のクロスポイントを刺激して、大腰筋の働きを高めていきます↓
詳細なやり方は【LINE@登録者限定動画】を確認してください↓まとめ
こういったプラスαをおこなうことで、足の疲労回復速度が早くなり、うまくいけば疲れにくい足を作ることができます。
ぜひ実践してくださいねー!
【本日の記事のまとめ】
- ふくらはぎの下腿三頭筋と足裏の足底腱膜は、首の付け根の後頭下筋群と繋がっている。
- 股関節の大腰筋は足と首のインナーマッスルと繋がっているため、大腰筋の働きを高めると足と首のインナーマッスルの働きも高まり、下腿三頭筋・足底腱膜・後頭下筋群を緩めることができる。
- 直接マッサージにプラスして3つのワークをおこなうと、より足の疲れが緩和される。